“鳴く虫”専門店 〜鳴く虫処 AkiMushi 〜

 

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産卵棒の作り方

ここでは“産卵棒”の作り方を紹介します。スズ類・ヒメコオロギ・クマコオロギなどなど、小型地上性種にとって基本となる産卵床です。

材料はミズゴケと炭。それと、撒きつけるための糸だけです。

まずミズゴケは多少水分を含ませておきます。炭は芯となるものですので、なるべく細長いものを用意します。スズムシ用のものであれば、縦に4〜5本に割って使うと良いです。長さは10〜15センチくらいのものが使いやすいです。芯は他のものでも代用できますが、カビ発生の原因になったり、孵化率にも影響しますので、あまりおススメはできません。

次に芯となる炭に、ミズゴケを絡め、糸で少し強めに撒きつけていきます。このときのミズゴケの厚みは産卵させる種類により異なりますが、これは産卵管の長さに比例します。スズ類であれば、1cm。クマコオロギなど中型種であれば1,5〜2cmくらいになるようににします。ミズゴケは糸で縛るとかなり縮みますので、意外と量が必要です。

糸で巻き上げた状態。この状態で、タオルを硬く絞ったときくらいの弾力がベスト。

一応、この形で完成形となりますが、良く天日干しをしてて殺菌と乾燥をさせる必要があります。些細なことではありますが、殺菌処理をしっかりしないと、後の孵化率に大きく影響しますので、とても重要な工程とります。

  

カラカラに乾いたら完成です。使用する際は、一晩水に漬け、軽く絞ってから使用します。写真左のように置いておけば、産卵をしたかった♀はすぐに産卵を始めます。右の写真は産卵中のヤチスズです。

作るのがめんどくさい方には、販売用もありますのでご利用下さい。

 

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